第5回 西田のガード下

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文・東川隆太郎  スケッチ・浜地克徳

西田のガード下

まず、ガード下という言葉の響きがいい。どこかに連れていかれそうな印象を受ける。確かに、西田のガード下はくぐると異世界にもぐりこんだような感覚がえられる。日没後などは特に異なる世界の枠が無限に広がるような気さえしてくる。その起源はわかりやすい。ガードの高さが低いのだ。屈むことで見えてくるものが少しだけ変わる。なるほど。

西田のガード下