こんにちは。先週、リージョン25号が発行となりました。
鹿児島にゆかりのある人物をご紹介する「Focus on」では
料理研究家の門倉多仁亜さんをご紹介しています。
誌面で、取材当日に門倉さんが教えてくださった
鹿児島のおくらを使う「鶏肉のガンボ」のレシピを掲載しましたが
このレシピは短縮版でした。
今日はその詳細なレシピを掲載します。
「ガンボ」は門倉さんが
ミシシッピに住む友人から教えてもらった味で、おくらを使った料理。
おくらの粘りとカイエンペッパーのピリリとした辛さ、
トマトの酸味が合わさってとってもおいしい一皿です。
カレーのようにご飯にかけていただきます。
「鶏肉の縲怐vとありますが、門倉さんは取材当日、
鶏肉とソーセージを半々にして作ってくださいました。
鶏肉の代わりにえびを入れてもおいしいそうです。
【鶏肉のガンボ】
材料(4人分)
鶏もも肉 1枚 玉ねぎ 1/2個
タイム 1本 セロリ 1本
ローリエ 1枚 にんにく 3かけ
パプリカ 大さじ1 カイエンペッパー 少々
トマト 2縲鰀3個 オレガノ 少々
赤パプリカ 1個 塩 適宜
おくら 200g サラダ油 適宜
ご飯
[ルー]
サラダ油 大さじ2 小麦粉 大さじ2
コンソメ 400ml
作り方
(1)鶏肉は食べやすい大きさに切る。刻んだにんにく、パプリカ、カイエンペッパー、
オレガノ、塩少々、サラダ油少々を鶏肉にもみ込み、10分以上置く。
(2)鍋にサラダ油を熱し、鶏肉に焼き目をつけ、お皿に取り上げておく。
(3)荒めのみじん切りにした玉ねぎ、1.5cm角に切ったパプリカ、セロリを炒める。
(4)(3)がしんなりしてきたら、皮をむいて荒く刻んだトマトと鶏肉を加えて煮込む。
(5)別の鍋でルーを作る。サラダ油を熱し、小麦粉を加え、泡立て器で混ぜながらきつね色に
なるまで混ぜる。よい色になったらコンソメを徐々に加え、絶えず泡立て器で混ぜながら、
ホワイトソースを作る要領でルーを作る。
(6)できたルーは(4)に加えて全体をなじませ、塩で調味する。沸騰したら1cm弱に切った
おくらを加え、再度沸騰したらできあがり。
(7)炊いたご飯に添えていただく。
門倉さんからは「おくらは長く煮込むと色が悪くなります。
おくらを入れたら1縲鰀2分程度で素早く仕上げてくださいね」
とアドバイスをいただきました。
また、ソーセージを使うときはスパイスはもみ込まず、
焼き目だけを付ければいいそうです。
私もさっそく作りましたが、とてもおいしくできましたよ。
鍋いっぱいに作って、おくらを追加しながら2日食べました。
おくらの旬は過ぎてしまいましたが、皆さんもぜひ作ってみてくださいね。(前)