キヨスカ、「カゴテツなう!」について語る(リージョン24号)

 こんにちは。
鹿児島の鉄道の「今」を紹介する「カゴテツなう!」。
連載開始から4回目を迎え、人気コーナーの一つとして、好評をいただいています。
今回、キヨスカさんに撮影時のエピソードなどを聞いてみました。
「カゴテツなう!」第4回は「芝生の街を『観光電車』でGO!」。
青空のもと、鹿児島駅前で芝生の植えられた軌道を走る観光電車が掲載されています。

―今回、観光電車を取り上げたきっかけを教えてください。
キヨスカ「これまで『カゴテツなう!』では、肥薩おれんじ鉄道、九州新幹線、そして、指宿のたまて箱を取り上げてきましたので、今回はぜひ鹿児島市電の話題を紹介したいと考えていました。この夏は、計画停電等に伴う例年にない酷暑が予想されています。ヒートアイランド現象の緩和に寄与している鹿児島市電の緑化軌道上を走る観光電車に乗って、鹿児島の街を再発見していただければという願いをこめて取り上げました」
―撮影の際に心がけたのは、どのような点でしょうか?
キヨスカ「リージョン24号の発行日が梅雨時期ということもあり、特に青空にこだわってみました。撮影は梅雨入り前に済ませておこうと思い、4月からの土・日・祝日は、殆ど観光電車を追っかけていました。せっかく晴天に恵まれても桜島の降灰に見舞われたり…。そんな中、雲ひとつない快晴に恵まれたのがこの日でした。この後すぐ、九州南部地方は例年より早い梅雨に突入してしまいました。
それとローアングルからの撮影も意識しました。欲をいえば、リージョン21号の表紙のように、まだ低い位置から迫力ある写真を撮りたかったですね…。さすがに走ってくる観光電車を前に、芝生に寝そべって撮るわけにはいかなかったです(笑)」
―この写真のどのようなところに注目してほしいですか?
キヨスカ「今年の夏はとにかく暑いということで、涼感を出そうと全体的に青味を強調した写真に仕上げてみましたが、少しは涼しさを感じていただけますでしょうか?
それと、やはり観光電車のヘッドマークですね。
あと、背景にも注目してください。鹿児島駅前市電のりばは、ホーム2面に軌道3線の電停になっており、それをすっぽり覆う屋根が設けられています。ここまで立派な電停も、そう多くはないですよ。
それから、誌面上部のカゴテツなう!のイラストは、担当デザイナーが記事にあわせてユートラム?と緑化軌道を作製してくれました」
―この電車から見える、キヨスカさんおすすめのビューポイントはどこですか?
キヨスカ「観光電車サポートガイドさんが熱心に案内される車窓全てがビューポイントです。
私たち地元人からすると見慣れた街並みや風景なのですが、観光電車から望むその景色は、また違った趣があります。それは実際に乗られて体感してみてください。きっと鹿児島の街を惚れ直しますよ(笑)。それと、観光電車に限らず、鹿児島中央駅を出て高見橋を渡り終えた頃展開する前面展望もおすすめです。繁華街天文館方面へ一直線に延びる緑の絨毯は圧巻で、心が癒されます」
―この電車は誰でも予約なしで乗れるのでしょうか?
キヨスカ「はい、予約なしで乗車できます。但し、ユートラム?の定員の関係で各便とも先着40人程度となっています。鹿児島中央駅前電停を出て鹿児島駅前電停に到着するまでは途中降車できませんのでご注意ください。その後は、お好きな電停で降車できます」
―最後に、読者の方々へ一言お願いします。
キヨスカ「全国一を誇る鹿児島市電の軌道敷緑化延長距離が更に延びました。まもなく郡元交差点から涙橋電停までのおよそ300メートルの区間が完成します。
また、来年12月は鹿児島に路面電車が走り始めてちょうど100年。これを記念して写真左奥に停車中の古参500・600形をベースにした観光レトロ電車がお目見えする予定です。
ということで、超低床電車ユートラム?を使用した観光電車に乗車できるのも、今のうちです!」
あなたもこの夏、観光電車に乗って鹿児島の魅力再発見の旅に出かけてみてはいかがですか?(岡)
【関連サイト】
・ツイッター版「カゴテツなう!」:
http://twitter.com/kagotetsunow
・キヨスカさんブログ「みなみの風82号」:http://kiyosuka.potika.net/