文・東川隆太郎 スケッチ・浜地克徳
はじめて訪れたのは小学生の頃。駄菓子の種類の多い店があるとの話から、区画は整然としているのに迷路のような路地へ足を踏み入れた。ここは鹿児島なのかという衝撃に近い感覚を得たが、それは頻繁に往来する現在でも変わることはない。たぶんこれからも変わらないだろう。いや変わってほしくない空間である。

文・東川隆太郎 スケッチ・浜地克徳
はじめて訪れたのは小学生の頃。駄菓子の種類の多い店があるとの話から、区画は整然としているのに迷路のような路地へ足を踏み入れた。ここは鹿児島なのかという衝撃に近い感覚を得たが、それは頻繁に往来する現在でも変わることはない。たぶんこれからも変わらないだろう。いや変わってほしくない空間である。